風俗嬢にのめり込んでしまった結末(4)
彼女とは、ひと月からひと月半に1回くらいの頻度で会い、
毎回が何日も前から楽しみで、当日のその時間はあっという間に過ぎ、
満足して家路につく、、、そんな1年半だった。
彼女を気に入った自分がいて、いつまでも仲良しでいたいな、と思いつつ、
同時に、「いつかは辞めちゃうよな」「そうしたら、会えなくなるのかな?」とも考えていた。
頭では分かっていた。
彼女はまだ若く、学生で、これからいろんな人生がある。
20も歳が離れたおじさんが、単純にお金を払ってサービスとしてわずかな時間を共にしてもらっているだけだ。
会える/会えない以前に、そういう関係でしかない。
いつかそんな日が来たら、未練たらたら言わず、いままでありがとね、とひとこと言おう。
、、、でも、でも、、、
これだけ仲良くなって、そんな簡単にありがとう、のひとことで忘れられるかな?
やっぱり未練が。。。
彼女が風俗を辞めたとして、、、、、
別にえっちなことがしたい!ではなく、、、
ただただ、ご飯友だちでもいいからつながっていたいな、
そんな風に思っていた。
とにかく、彼女が風俗を辞めたあとも会いたいな。。。そう思っていた。
でも冷静に考えて、そんなのありえないよな、と頭でわかっていたから、
だから、彼女が風俗を辞める、と伝えてくれたその日が、つまりは、会えるのも最後なんだな、と想像していた。
その一方で、、、
さらに冷静に考えると、わざわざ自分に辞めることを話すかな?とも思った。
今まで何度も風俗には通ったけど、いわゆるオキニも何人かいたけど、
決まって別れの言葉なんてなく、次の出勤は・・・?とサイトを見るとサムネが消えているのだ。
そのときのなんとも虚しい気持ちときたら。。。
ただ、いま夢中になっている彼女は、他の女性とは違う、という思いもあった。
出勤の雰囲気から、出勤のたびに相手するのは自分であり、他のお客さんはそんなに相手にしていないような気がする。つまり、彼女にとって自分は特別な存在なんだ!と。
それと、これまでの女性だと続いても6回。
いまの彼女とはもう10回以上会えている。
どうかな?
辞めるとき、教えてくれるのかな?
そんなことを考えながらも、目の前の彼女との時間を楽しむことに集中した。
、、、心配していたその日は突然やってきた。
会うのは12回目。
ちょうど自分が新幹線での出張帰りだったこともあり、いつもの場所とは違うホテルを指定した。
まだ11月だったのに部屋にはクリスマスツリーが飾ってあり、
雰囲気が出ていたのでよく覚えている。
部屋の雰囲気も。やけに広くて奇麗だった。
チャイムとともに現れた彼女は、いつもと変わらずとってもかわいい。
もう何回も会っているのに、迎える瞬間はなぜかいつも緊張する。ぎこちなくなる。
その日もいつものルーチンだった。
一緒にお風呂に入り、最初の1杯はビールで乾杯。
お部屋からルームサービスで食事を頼み、本当に他愛のない話をして
落ち着いたところでベッドへ。。。
彼女はどう思いながらこの時間を過ごしているのかな?
彼氏はいないって言っているけど、本当はどうなのかな?
いつも笑顔で接してくれるけど、本当は?
こんなに好きにさせてくれて、嫌じゃないの?
わからないことだらけだけど、目の前の彼女は、変わらずスレンダーで、スタイルが良く、
どこに触れても、どこをしゃぶっても、興奮は冷めなかった。
いつものように気持ちよく果てて、ベッドに並んで雑談した。
そのとき、腕枕された彼女の口から例のことばが出てきた。
「実は来月、もうこのお店を辞めるって決めたんだ」と彼女。
ついに、この日が来た。。。そう思った。
え???会えるのは今日が最後・・・???
何の心の準備もしてなかった。
と同時に、あ、ここを辞めることを伝えてくれた、という何とも言えない気持ちもこみ上げてきた。
少なくとも、伝えようと思ってくれるだけの相手として見てくれていた、、、それが嬉しくて。
「辞めるときは伝えたいと思ってたから、今日会えてよかった!」
そうも言ってくれた。
<次回に続く>
このブログは、お名前.com(ドットコム)のレンタルサーバーで、WordPressを使って作成しています。
10年ほど前に、いちどブログにトライしたことはあったのですが、すぐに挫折。
今回は、下記の理由でふたたびトライするモチベーションが出てきました!
- 24時間365日、好きになっちゃった女性のことであたまがいっぱいな状態から抜け出したかった。(結局、ブログを書きながら気にしている???笑)
- この経験をブログに綴って、同じような境遇の方への多少の慰め、共感につながれば、と思った。
- アフィリエイトでの収入にも、興味があった。
WordPressは非常に人気が高いCMSだそうで、かつ、お名前.com(ドットコム)のレンタルサーバーを選択すると、その導入の流れで簡単にWordPressも設定できるため、ネットにつながる環境さえあれば、思い立ったその瞬間にブログ開設ができます。
記事がまだ少ないですが、ネタはまだまだあるので、今後拡張していきたいと思います!